受験勉強は入り口にあらず、出口にあり。

先週の土曜日・日曜日の2日間にわたって、大学入学共通テストが行われ、いよいよ受験本番がスタートしました。高校生のほうも、今週より私立推薦入試が始まります。

 

受験生はみなより一層の緊張感と不安を抱えていることだと思います。

なんとかその不安と戦いながら、自信と勇気をもって受験に挑んでいってほしいと思います。

 

しかしながら、忘れないでほしいことは、決して受験合格がゴールではないということです。

 

「勉学は入り口にあらず、出口にあり」

 

大学や高校に入学するための勉強、これはもちろん大切で、合格するために必死になることは人生の中でも大きな貴重な経験になることは間違いありませんが、

それ以上に、自分が大学に入ってから、あるいは高校に入ってから、そのあとどこに向かって勉強をし続けていくのかというのも明確にしておいてほしいと思います。

 

たとえ、どれだけ良い高校に入っても、どれだけ良い大学に入っても、将来進む安定な道が保証されるわけではないですからね。

 

受験に必死になっている今だからこそ、受験を終わってからは、どういう進路を目指して、どういう勉強の仕方をしていくのかを、考えてみてほしいと思います。

 

受験が終わってしまうとその達成感と安堵感で、その先のことを考えなくなってしまうかもしれませんから。

 

今目の前の受験勉強を頑張りつつ、その先の自分の未来も漠然とでもいいので予測してみてください。

 

 

リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく)

投稿者プロフィール

watanabe
watanabeリトルステップ塾講師
リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。