みなさん、鬼滅の刃の映画はもうみましたか?
私は先週観てきました!
弱さと強さを兼ね備え持つ、優しさ溢れる、炭治郎がかっこよかったです!
圧倒的な強さを誇り、強く生まれた者として弱い者を助ける責務を全うした、煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)の姿に感動しました。
ここから先ネタバレあるので、まだ観ていない方は、ここから先はあとで読んでみてください!
炭次郎にとって、杏寿郎は、天高くそびえたつ大きな大きな壁となる存在でした。
これまでに何体もの多くの鬼を倒してきた炭次郎ですが、炭次郎には到底敵わないような上弦の鬼(鬼の中でもトップ6に入る強い鬼)と杏寿郎が対等に激しく勇しく戦う姿を前に、炭次郎は自分の無力さを痛感します。
そして、炭次郎は悔しさの涙を滲ませながら、「自分は杏寿郎のような強い人間にはなれないのではないか」と自信を失い、不安な気持ちを持つようになります。
しかし、杏寿郎は「これからは君が鬼殺隊(鬼を倒す部隊)の柱となるのだと、俺は信じる」と、最後に炭次郎に伝えました。
この言葉を胸に、炭次郎は「強くなれるなれないではなくて、信じてくれる人のために努力をするんだ」と決意して、再び前を向いて歩き始めます。
最高の感動シーンです。
さて、話は変わりまして、
子どもの成長にとって、炭次郎と杏寿郎のような、子どもと大人の関係性はとても重要です。
炭次郎と杏寿郎との関係のように、子どもが自分の成長のために一生懸命に努力を続ける一方で、その前に大人が圧倒的な実力を子どもに見せつけて、子どもの成長のための大きな壁となるわけです。そうすることで、子どもはその壁を超えるためにさらなる努力をするようになります。
つまり、成長を続ける炭次郎と、その成長を見守る圧倒的な実力を誇る杏寿郎との関係性が、子どもの成長にとってはとても重要なのです。
大人が子どもを成長させるためのポイントは2つで、
一つ目は、
子どもに「すごい!絶対にこの人にはかなわない」と思わせるような実力を兼ね備え持つことと、
二つ目は、
「こういうふうに努力をすれば必ずお前も俺を超える存在になれる」と、子どもを信じる言葉を伝えられること
の2つです。
ここに子ども自身の努力が加われば、必ず子どもは大きく成長していきます。
まとめると、子どもの成長にとって大切なのは、
①子ども自身の努力
②圧倒的な実力を持つ大人
③子どもを信じる言葉
の3つです。
ぜひ、子どもたちの成長のために、親子の中でも、杏寿郎と炭次郎のような師弟関係を築いてみてください。
リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく)
投稿者プロフィール
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リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。
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