都立推薦入試

昨日・今日と都立高校の推薦入試がありました。推薦入試を受けたみなさん、お疲れさまでした。

都立の推薦入試は多くの学校で、小論文・集団討論・面接の試験を行っています。リトルステップでも先週一週間は、夜遅くまで対策を行ってきました。

 

小論文・集団討論・面接の練習をやっていて感じたことは、これらも勉強と同じでやればやるほど上達するものなのだなということです。

 

小論文・集団討論・面接で大切なことは、しっかりと自分の主張や考えを相手に伝えることです。だいたい多くの子どもたちは練習をする前からしっかりと自分の考えや意見を持っています。しかし、それを相手に伝える伝え方がわからずに自分の意図を相手に正確に伝達できないというケースが多く見受けられました。これは非常にもったいないです。

 

だから、どういう構成でどういう言葉の使い方で相手に伝えれば伝わりやすいのかということを知って、その上で何度も何度も練習を積み重ねていくことが、相手によりわかりやすくクリアに自分の意見を伝えるために大切なことなのです。

 

ただ、すべて型通りに模範解答ばかり練習していると、まるで機械人間のように自分の意見がない面白みのないものになってしまうのでそこだけは気をつけたいところです。

 

小論文・集団討論・面接で大切なことは、自分の意見や主張をしっかりと持ったうえで、それをより伝わりやすくするために、構成や伝え方を考えて練習を積み重ねることです。

 

結局、すべての試験ではこの準備の周到さが合格の鍵となるのです。

 

 

さて、今日推薦入試を受けたみなさん。練習した成果は間違いなく発揮できたと思います。自分の中で「今日うまくいかなかった」「もっとこう伝えればよかった」など反省点を持っている子もいるかもしれませんが、ちゃんと準備して練習してきたということにちゃんと自信を持ってください。

 

 

そして、今回の推薦入試で「うまくできた」という人も「うまくできなかった」という人も、都立の推薦入試というのは比較的倍率は高いものです。

変に期待せず、変に落ち込まず、もう次の一般入試に向けて勉強に集中してください。

 

結果は結果として出るまで気にせず、今は目の前にある勉強の課題に切り替えて集中して取り組んでいきましょう。

 

勝負の2月に向けた「準備」を着々と進めていくだけです!!

 

リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく

 

 

 

 

 

 

投稿者プロフィール

watanabe
watanabeリトルステップ塾講師
リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。