こんばんは!学習塾リトルステップでの瀧田です。
2021年度に学習指導要領が改訂されたことに伴い、通知表の付け方が変わりました。
以前は教科ごとに評価内容が変わったり、評価される数が異なったりしていました。
しかし、今回の改訂により統一されました。
今回はそういった内容を含めて通知表の話をしていきたいと思います。
1. 通知表の評価の観点
通知表は、以下の3つの観点から総合的に判断されます。
① 知識・技能
教科の基本的な知識や技能をどれだけ理解し、身につけているかが評価されます。
例:英語の単語・文法の理解、数学の計算力、理科の知識など
② 思考力・判断力・表現力
学んだことを活用し、自分で考えたり、説明したりする力を評価します。
例:問題解決の過程を説明する力、レポート作成、グループ活動での発言
③ 主体的に学習に取り組む態度
学習への意欲、課題に取り組む姿勢を評価します。
例:授業への参加態度、宿題や課題の提出状況、復習・予習への取り組み
2. 成績の付け方(評定)
多くの中学校では**5段階評価(5・4・3・2・1)**が採用されています。以下の基準に基づき、各教科ごとに成績が決まります。
評定 | 評価基準 |
---|---|
5 | 特に優れている(90点以上) |
4 | よくできる(75~89点程度) |
3 | 標準的な理解(50~74点程度) |
2 | 努力が必要(30~49点程度) |
1 | 著しく努力を要する(29点以下) |
評価の対象
- 定期テスト(中間・期末):評価の中心(50~70%程度)
- 提出物・ノート:日々の学習態度や課題への取り組み
- 授業態度・発言:授業中の積極性や理解度
- 学習成果物:レポート、作品、発表の質
3. 評定の決定プロセス
成績(評定)は、以下のプロセスで決まります。
- 各評価項目ごとに点数化(素点・観点別評価)
- 3つの観点を総合し、教科ごとの成績(評定)を決定
- 学年末には1年間の成果を総合し、学年評定が確定
6. まとめ
中学生の通知表は、定期テストだけでなく日々の学習態度や活動も重視されています。特に高校入試では、内申点が合否を左右するため、各教科でバランスよく努力を続けることが大切です。
学校ごとに基準は若干異なるため、具体的な評価基準を知りたい場合は各学校の成績基準を確認しておくとよいでしょう。
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投稿者プロフィール

- リトルステップ塾講師
-
学習塾リトルステップの瀧田と申します。
大学時代には外国語学部にて英語の勉強をしながら
英語の教員免許取得に向けて勉強してまいりました。
六郷出身であることを活かして、地域No.1の学習塾を目指していきます。
よろしくお願いいたします。
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