今週で、すべての中学生の1学期の期末テストが終わります。
学校から出された課題やテストに向けた追い込みの勉強に、かなり時間を費やし、頑張ったことと思います。
お疲れさまでした。
しかし、ここで私がみなさんに伝えたいことは、
「勉強は習慣である」ということです。
テスト前の数週間や数日で、点数を取るために詰め込んでやる勉強は、本当の意味での勉強とは言わないと、私は思っています。
365日、毎日欠かすことなく、それこそ歯を磨いたりお風呂に入ったりするレベルで、机に向かったり本を読んだりすることができるようになって、初めて「勉強している」というものだと思っています。
しかし、勉強を習慣にするのは、他の良い習慣と同様に、簡単に身につくものではありませんよね。
やはり、毎日何かを継続するというのは、大変なことですし、時に苦痛を伴うものですし、飽きてくるものですし、そう簡単には、本当に心から「やるぞ!」と決めても身につくものではないですね。
でも、良い習慣は身に付ければ身に付けるほど、生活は充実していきますし、将来のよりよい進路へとつながっていきます。
そこで、今日はみなさんに、あることをどのくらい継続してやれば、それが習慣として身につくのかということを教えたいと思います。
ズバリ、
「21日間」だそうです。
博報堂のクリエイティブプロデューサーの、ひきたよしあき氏によりますと、
習慣づけに重要なのは、「3」という数字だそうで、3日間継続し、三日坊主の壁を越えて、そのまま「3週間目」となる21日目を迎えていくと、その継続したことが真の習慣として身につくそうです。
つまり、勉強も、とりあえずどんなにきつくても、つらくても、毎日5分でも継続して、それを「21日間」続ければ、必ずそれが「習慣」として身に付くということです。
そして、その域に達すれば、勉強をすることが当たり前となり、決して苦痛を感じることがなくなります。テスト勉強も、より高い目標に向かって、もっと楽に楽しくやっていくことができるようになるはずです。
そうすると、自ずと結果はついてくるようになるでしょう。
「継続は力なり」という言葉がありますが、
「21日間の継続は力なり」
という言葉に代えて、みなさんに勉強習慣の大切さを伝えたいと思います。
リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべ がく)
参考文献『20代だから許されること、しておきたいこと 「ブレない」「流されない」「迷わない」自分になる6つのヒント』(ひきたよしあき著/大和出版)
投稿者プロフィール

- リトルステップ塾講師
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リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。
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