仕事や勉強を戦いにたとえるなら、3つの段階があります。
それが、
「①自分との戦い、②相手との戦い、③数字との戦い」です。
これは、元中日ドラゴンズ監督の落合博満さんが著書『采配』(ダイヤモンド社)の中で書かれていました。
学校もようやく日常を取り戻し、まだまだ新型コロナウィルスの第二波がやってくる不安や恐れはあるものの、授業や部活において少しずつ当たり前の日々が復活してきました。
と同時に、中学生は、その楽しい日常とは裏腹に、今月は、進学のために結果が求められる厳しい「期末試験」という戦いが始まります。
なんとか、ここを乗り越えて、楽しく素晴らしい夏を迎えていきたいものです。
さて、「期末試験」というのは、まさに自分との戦いです。自分との戦いに負けて、努力を怠ったり、勉強しなきゃいけないのに、遊んでしまったり、普段はあまりやらないはずの部屋の片付けに勤しんでしまったり、してしまうと間違えなく結果は期待できません。
だから、まずは「絶対に結果のために毎日勉強を継続してやるんだぞ」という
「自分との戦いに勝つ宣言」をすることが大切です!
この段階に達したら、次は第二の段階「相手との戦い」に挑みましょう。
結果というものは面白いもので、自分一人ではなく、だれか競い合うライバルがいた方が、良い結果に繋がりやすいということがあります。
「あいつには負けたくない」とか「あの子よりも良い結果を出してやるんだ」という、そういった気持ちが自分の心に火をつけ、自分が限界と思っていたところ以上の力を発揮することにつながることがあるのです。
だから、自分自身で「やる」と決意を決めたら、次はライバルを探しましょう。
そして、最後の段階。
自分との戦いに打ち勝ち、努力をすることが当たり前になり、かつ、ライバルの友達を圧倒的な出し抜くぐらいの結果を出せるようになったら、
次はいよいよ「数字との戦い」になります。
この段階まできたら、もう一流の「期末テストプレイヤー」です。
この段階の戦いに勝つことができれば、自分と仲間内だけでなく、第三者からも認められるスーパースターになることができます。
しかし、「数字との戦い」は最も厳しい戦いです。
例えば、期末テストを毎回5教科450点以上取っている人にとって、次なる目標はそれよりも上の点数になります。しかし、それ以上というの、今までの努力プラスアルファーの何かがなければ取ることができず、またいつも通り努力をしていても、そのレベルの高さゆえに簡単に450点を下回ってしまうこともよくあります。
さらに、周囲からも「この人は高い点数をとることが当たり前」と思われているところもあり、その見えないプレッシャーというのも意外と大変だったりして、点数が下がった時の恥じらいといったら尋常ではなくなります。
しかし、ここの先を乗り越えた先に超一流への道が待っているのです。
「数字との戦い」に勝つことができれば、高校受験・大学受験・就職試験と圧倒的な実力で周囲を出し抜いていくことも可能になっていくでしょう。
だから、ぜひみなさん、「自分との戦い」に勝ち、「相手との戦い」に勝ち、そして「数字との戦い」に勝ち、勉強の超一流のプロフェッショナルになってください!!
リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく)
投稿者プロフィール
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リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。
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