いよいよ今週末からプロ野球が開幕します!
新型コロナウィルスの影響で、あらゆるスポーツが自粛となっていた中で、ようやく日常が少しずつ回復していくことに喜びを感じます。
私は実は子どもの頃からの阪神タイガースファンなのですが、ファンであるとかないとかを差し引いて、私はタイガースの矢野燿大監督が大好きです。
何が好きかというと、矢野監督の考え方です。
私は先週、YouTubeで矢野監督のインタビューを見ていました。
「今年は日本一になります。そして今の段階で、日本一になる時の、最後にマウンドに立っているピッチャーは誰で、相手バッターは誰で、どういうアウトの取り方で、どういうふうに選手たちと喜びを分かち合って、マウンドで何回胴上げをされるて、インタビューでどんなことを答えるか、その全てをもうすでにイメージできてます」
という内容のことを言っていました。
矢野監督の中で、もうすでに優勝して日本一になることは決まっています。そして、優勝監督インタビューの第一声で「やっぱり優勝しました」と言うことも決まっているそうです。
つまり、今、矢野監督は決まった成功の未来に向かってまっすぐ進んでいます。
もちろん、ほんとうに優勝するかどうかは、そんなことは誰にもわかりません。
でも、自分の心の中で「絶対に〇〇するんだ」と誓って何かをするかしないかでは、そのあとにもたらされる結果に、天と地のほどの大きな差が生まれてくるんじゃないかなと私は思っています。
「自分はダメだ」とか「そんなの無理だよ」とか「うまくいかなかったらどうしよう」とか、そういう考え方をしている状態で何かやっても、やはり良い結果はなかなか生まれません。
しかし、逆に「俺はできるんだ」とか「必ず成功するんだ」という、強い疑いのない気持ちを持ち続けていると、不思議なことにうまく行く可能性が高まります。
これは、はっきりとなぜなのかはわかりませんが、どうやら人間の行動は頭の中のイメージに大きく影響されるようです。
多くのスポーツ選手は、そのことを感覚的に知っています。だから常に結果を残し続けているアスリートの多くは、試合前のイメージトレーニングをとても大切にしています。
例えば、競泳で数々の記録更新とメダル獲得を実現してきた池江璃花子選手は、試合前に頭の中で、スタート地点に向かうまでの様子からゴールして最後にインタビューを受けるところまで、そのイメージを事細かにするそうです。そしてそのイメージの中で少しでもうまくいかない部分があれば、そのイメージを全て捨ててもう一度最初からイメージを作り直して、最初から最後まで完璧なイメージになるまでイメージ形成を続けるそうです。
それほど勝つためには「成功の具体的なイメージ」が重要ということなんですね。
さて、今年の阪神タイガース。私は矢野監督のあの強い言葉とイメージ力から、きっと優勝するんじゃないかと密かに期待をしております。(他球団のファンのみなさんすみません)
イメージの強さが結果を決める!
みなさんにもより鮮明で強いポジティブなイメージを作る努力を心がけていってほしいと思います。
リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく)
投稿者プロフィール
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リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。
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