新型コロナウィルスによる自粛期間を開けて、いよいよ学校が再開してきました。しばらく塾のほうではオンラインで授業をやっていたのですが、最近は「はやく学校に行きたい」「オンラインよりも学校に行っての授業のほうがいい」という声も聞こえてきました。
生徒の皆さんは、ようやく少しずつ学校に通えるようになって、久しぶりに友達とも会って、嬉しい気持ちでいることと思います。
私としても、オンラインにはオンラインの良さがありますが、やはり対面でやるほうが、心と心の通じあいといいますか、子どもたちの苦手やわからないの機微を捉えることといいますか、瞬間的な子どもたちとの人間同士の触れ合いという観点で、やりやすくて良いなという実感を受けました。
しかし、いつ新型コロナウィルスの第二波が襲ってきて、また学校が臨時休校になってしまうかわからない状況の中、対面授業が良いというメリットを感じる一方で、オンラインなどによる新しい勉強のあり方やより一層の学業に対する子どもたち一人一人の自覚が大切だなということを強く思っています。
おそらく、現状では学校の体制や入試の制度が大きく変わることはありません。その中でみなさんは自分自身の力で、自分自身の進路を切り開いていかなければいけないのです。
今までは、学校や先生に頼っていれば、何とかなった面もあるかもしれません。
しかし、新型コロナウィルスによる学校休校期間を通じて私が感じたことは、感染症に対して学校は無力であるということです。
結局、自分自身の進路を切り開いていくためには、頼れるのは自分自身しかいません。
こういった状況の中でも、自分自身を成長させより良い進路を実現させようと強い意志を持っている人は、必ず道を切り拓くことができます。
しかし、そうではなくこの期間をただ漠然と過ごし、勉強をする努力を怠ってしまっている人は、おそらく今まで以上に学力の遅れが生じることになってしまうのではないかと思っています。
今こそ、生徒のみなさんの強い自覚や意志が求められる時です。
この時期に学校に通っている子どもたちにとっては、今の状況は厳しいことかもしれません。
しかし、同時に私はこれが子どもたちがより強く成長していくための大きなチャンスだとも思っています。
だから、負けずにがんばりましょう。強い意志を持ちましょう。逆境を力に変えましょう。
私たち講師としても、みんながより強く成長していけるためのサポートを全力でこれからもしていきます。
共に、この苦しく厳しい状況を乗り越えていきましょう。
リトルステップ 塾担当 渡部 岳(わたなべがく)
投稿者プロフィール
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リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。
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