ステイホームの時間が長くなって、ついついやりがちな行動の一つとして、部屋の片付けがありますね。
私も先週自分の部屋の片付けや衣替えやらをやっていたのですが、その時に感じたことは、
モノが溢れすぎてて片付けや整理が大変!
ということです。なんでこんなに無駄なモノがたくさんあるんだろう?なんでこんなに同じようなモノをいくつも持っているんだろう?洋服もここ3年間ぐらい1回も着てないのがどのくらいあるんだろう?
と終始、今まで何も考えずにモノを買い、整理もしてこなかった自分にイライラしながら片付けをしていました。
モノを片付けながら、モノを見つめ、そのモノたちの必要性をよくよく考えてみると、実際には今すぐに使わないものや捨てても問題のないものがたくさん溢れていることに気づきました。
なんでこうもモノをためてしまうのだろう?
これはひとえに、単純な「これが欲しい!」「あれも欲しい!」「もっと欲しい!!」という物欲と、「手に入れたモノは私のものだから大切!」「捨てられない!」という行動経済学でいう所有効果によるものなのだろうと思います。
この物欲と所有効果をコントロールできたら、おそらく部屋の中が無駄なモノで溢れかえってしまうという状況を防げるのだろうと思います。
私は先週自宅で『365日のシンプルライフ』という映画をみました。
この映画は、フィンランド人の若者が、失恋をきっかけに自分の持ちモノすべてをリセットし、部屋の中には何も置かず、テレビも洗濯機も冷蔵庫も電気も、その他彼がそれまで持っていたもの全てのモノを大きな倉庫に保管して生活するという内容のものです。彼はその日から、新しいモノを一切買わず、生活に必要なモノは倉庫から1日一つだけ部屋に持ち出せるというルールのもとで生活します。彼はこの生活を365日間続けました。
この生活を終えた彼が最後に残したメッセージがとても心に残りました。
「生活に必要なモノは100個くらい。
その次の100個は生活を楽しむために」
要は人間はモノが200個あれば充実した人生を送るには十分だということを、彼の実体験から教えてくれました。
人生はモノでできているわけではないんですね。
あくまでモノは自分の人生を充実させるための道具にすぎない。
私もモノに依存する生活をやめて、不要なモノは捨てて、よりシンプルな生活を送っていこうと、この映画をみた直後には思いました。(その気持ちが今は若干揺らいでいますが笑)
シンプルライフのためにモノを捨てる勇気を持ちたいですね!
リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく)
投稿者プロフィール
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リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。
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