プロサッカー選手になる方法

先月、TBSで放送されていた『炎の体育会TV』という番組で、サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手が彼のファンである日本人の少年のもとにサプライズ登場するという企画がありました。

そこで少年はロナウド選手との夢の対面を果たしリフティングを一緒にやって感動の瞬間を分かち合っていたのですが、最後に少年がロナウド選手に「どうやったらロナウド選手みたいなサッカー選手になれますか?」と質問しました。

それに対して、ロナウド選手はこう答えました。

 

「絶対にサッカー選手になれるって自分を信じ続けたんだ。だから君も自分を信じ続けるんだ」

 

とてもシンプルな答えですが、これを聞いた瞬間、私は物凄く心を打たれました。

 

よく考えてみれば、プロサッカー選手になりたいと子どもの時に思っていたのになれなかった人たちはたくさんいます。きっと世の中で一度でもそう思った人のわずか1%にも満たない人しか本当にプロサッカー選手になれていないことでしょう。

大半の人がなぜプロのサッカー選手になれなかったのかといえば、それは才能の問題もあるかもしれませんが、それ以上に「自分を最後まで信じきれなかった」からです。

 

プロのサッカー選手になれなかった人のほとんどは、途中で「俺はサッカー選手には向いていないかもしれない」「こんな自分じゃサッカー選手になんてなれない」「ほとんどの人がなれないプロサッカー選手にどう考えたって自分がなれるわけなんかない」「プロのサッカー選手になれると本気で信じることのほうがばからしい」などと、途中で自分を疑って夢をあきらめてしまった人です。

人間は年をとればとるほど、現実や現実的な未来を見すぎて、自分で自分の限界を決めてしまいがちになります。それは成長すればするだけ世界の大きさを知り、自分の未熟さを知ってしまうからです。

でも、それでも「自分にはその壁さえも乗り越えるだけの力があるんだ」と、いつまでも少年の心で純粋な心で自分自身を最後の最後まで信じ続けられた人が、本当にプロのサッカー選手になることができるのでしょう。

もちろんだれでも死ぬまでそう信じていればプロのサッカー選手になれるかといわれればそういうわけではないですが、少なくともそう信じていない人にはその夢は100%実現しません。

 

だから本当に大きな夢をなしとげたいなら、自分のことを信じ続けることが大事なのです。

 

私はロナウド選手にそんなことを学びました。

 

 

リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく

 

 

投稿者プロフィール

watanabe
watanabeリトルステップ塾講師
リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。