家庭学習はどうやってみにつけるか?

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、リトルステップでは3月2日(月)~3月7日(土)まで休校措置を取らせていただきます。日々の学習環境を提供する塾として、このような判断に至り大変申し訳ございません。

 

 

ただこの1週間は、ある意味で家庭学習の習慣を身に付ける良いチャンスであるとも私は考えています。

おそらく毎日の当たり前であった、学校に行って塾に行ってというサイクルが少なくとも1週間途絶えることで、今まででは考えられないくらいのたくさんの自由な時間を有することになります。その自由な時間の使い方はまさに自分次第。

だからこそ、その中に自ら勉強をする「家庭学習時間」を作ってほしいものです。

 

しかし、「家庭学習」というのは往々にして身につかないものです。

 

日頃から学校や塾では子どもたちに対して、「家庭学習の習慣を身に付けてほしい」という思いのもと宿題を出したりしていますが、結局その宿題をこなしてやるだけで、自ら勉強する時間づくりというところにはなかなか結び付いていきません。

 

これはなぜなのでしょうか??

 

 

答えは簡単で、「目的・目標意識」がないからです。

 

なぜ勉強するのか?何の目的で学習を積み重ねるのか?

それが明確になっていなければ、勉強に対する意志もやる気も出てきません。

 

これは考えてみると当たり前で、例えば自分が好きな分野で努力ができるのは、それは「もっとうまくなりたい」とか「ライバルの○○に勝ちたい」とか「○○の大会で優勝したい」とかそうした目的意識を持つことができているから、どんなに苦しい努力もいとわずにできるのです。

 

しかし、こと勉強のことになってくると、ただ苦しいだけの努力を何のためにやっているのかわからずにただやっているだけという状況になりがちです。これでは努力が続くわけがないですし、絶対に家庭学習が身につくなんてことはありえません。

 

だから、まずは「自分が勉強してどうなりたいのか?」「何を目指すのか?」「将来にどうつなげるのか?」そういったことを明確にするところから始めてみてください。

 

 

目的のないところに努力はあり得ません。

 

 

しっかりとゴールを定めましょう!!

 

 

リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく

投稿者プロフィール

watanabe
watanabeリトルステップ塾講師
リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。