今回は、お父さん・お母さん向けに「子どもが勉強しない」「子どもが宿題をやらない」というお悩みを解決するための方法を書いていこうと思います。
まず、子どもが勉強をしない理由は、単純で「勉強をすることがつまらないから・面倒くさいから」というものです。
その状況で「勉強をしなさい」「宿題をやりなさい」「勉強をやらないと将来困るよ」と半ば強制的に勉強をやらせようとすると、勉強がますます嫌いになって、余計に自分からは勉強をしなくなります。
みなさんも考えてみてほしいのですが、自分が嫌なことや嫌いなことを無理やりやらされたら絶対にそれをもっと嫌いになりますよね。
いつもガミガミ言われて仕方なく勉強をやる状況が続くと、いかに怒られずにかつ勉強をしなくて良い方法を見つけ出すかということに頭を使うようになります。
これでは絶対にいくら勉強を無理やりに親がやらせたとしても子どもの身にはなりませんね。
では、どうすればよいのか?
答えは簡単です。
親が、勉強は楽しいものだということを示してあげればいいのです。
何気ない日常の中で、親が子どものいるところで、楽しく本を読んでいる様子・興味深く新聞を読んでいる様子・ニュースを見てじっくり考えている様子・日々自己研鑽で勉強をし続けている様子を、自然と見せてあげる機会を作ればよいのです。
決してそこに言葉はいりません。
親がそれを存分に楽しんでいれば、子どもは自然と「お父さん・お母さんはいつも楽しそうに勉強してるけど、本当に楽しいのかなあ?」と興味を持ち始めて、自分から勉強をやってみようかなという意欲が子どもの中に湧いてきます。
そうすれば自然と子どもは何も言わなくても勉強をやる習慣を身に付けることができるはずです。
まず、子どもに「勉強をしなさい」と問いただす前に、自分自身に問いかけてみてください。
「自分は今勉強を楽しんでいるだろうか?」と。
これは過去に自分が勉強ができたとかできなかったとか、やってきたかとかやってこなかったとかは全く関係ありません。
今、目の前にいる子どもの前で、勉強を楽しめているのかどうかが重要なのです。
人生は一生涯が学びであり、勉強です。
大人が楽しんで勉強をし続けている様子が、子どもの学習意欲を大きく変えます。
リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく)
投稿者プロフィール
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リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。
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