楽しくなければ勉強しない!

どんなことでもそうですが、楽しくなければ何事も長続きしません。

勉強が嫌いで苦手な人はきっと楽しくないから勉強をする気になれないのだと思います。

そこで、どうやったら勉強が楽しくなるか考えてみてください。

ゲームはなぜ楽しいのでしょうか?友達と外で遊ぶのはなぜ楽しいのでしょうか?自分の趣味をやっているときはなぜ楽しいのでしょうか?スポーツをやっているときはなぜ楽しいのでしょうか?

普段何気なく「楽しい」と思っていることを「なぜ楽しいのだろう?」と深く分析してみると、自分がどういう瞬間に「楽しい」と思えるのかという自分の中での法則を見つけられるかもしれません。

例えば、ゲームが楽しい理由は、クリアできた時の達成感が楽しさを与えてくれるのかもしれません。友達と競い合って勝てることに楽しさを見出せるのかもしれません。自分の趣味が楽しい理由は、地道に自分の好きなことを進めていく中で、その分野で自分の技術が上がっていくその過程が楽しいのかもしれませんし、その趣味を通じて自分が成長していることを実感するのが楽しいのかもしれません。

いずれにせよ、自分が楽しいと感じる分野には必ず楽しいと思える理由があるはずです。

そして、その「楽しい理由」を勉強にも落とし込んでみると勉強を楽しいものと感じられる瞬間が訪れるかもしれません。

例えば、勉強のライバルを作って競争することに楽しみを見出すとか、目標を立ててその目標に向かって努力することに楽しみを見出すとか、自分の地道な成長に楽しみを見出すといったことです。

たいてい、勉強がきらいな子は、授業の内容が理解できないとか、周りができるのに自分ができないといったことから勉強をきらいになり始めて、「勉強なんてやったって意味ない」と自分の中で勉強をしなくてもいい言い訳を作りあげてしまって、勉強から逃げてしまうケースが多いです。

でも、勉強は間違いなく自分の将来の生き方の幅を広げていくために非常に重要です。

ぜひ、結果や周りのすごい勉強ができる人たちに振り回されず、自分の中で勉強に対する小さな楽しみや喜びを見出して、楽しく勉強をしていってほしいと思います。

結果というのは、「楽しい」と思って何気なくやっている先に、自然と生まれてくるものですよ。
まずは「結果」よりも「楽しい」を優先して勉強に取り組んでみましょう。

リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく

投稿者プロフィール

watanabe
watanabeリトルステップ塾講師
リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。