勉強を進めていくうえで欠かせないのは、問題集や参考書ですよね。
参考書を選ぶときのポイントはズバリ、
「7割知っている知識、3割知らない知識」が書かれているものを選ぶ!!
ということです。
本屋に行って参考書を選ぶときにやってしまいがちなのが、自分の知らない知識ががたくさん書かれている参考書を探して、その知識を全て自分のものにしたいとの強い思いで、その参考書を購入してしまうことです。
その心意気自体はとても大切なことなのですが、しかし自分の知らないことばかりに向き合っていると、何も知らない・理解していない自分にだんだん嫌気がさしてきて、途中であきらめたり、投げ出したりしてしまうことが増えたりします。
また、当然知らないことを新しく知ろうとすれば、それだけその参考書一冊を完璧に自分のものにするまでには、かなりの時間がかかるでしょう。
そうすると、当然その参考書1冊だけで受験に必要な知識がすべて集約されているわけではなく、次の参考書に移ってまた新しい知識を獲得していく、という段階になって、かなりの労力と時間が必要になります。
でも、これを「7割すでに知っている知識、3割まだ知らない知識」が書かれている参考書を選ぶと
①ほとんどの内容はもうすでに頭に入っているためすらすらとその参考書を読み進めていくことができ、その中で新たな3割の知識を効率よくストレスも少ない中で吸収していくことができます。
②簡単に1冊の参考書を終えることで、1冊やり終えたという達成感にもつながります。
③そしてその達成感が、つぎの勉強につながる潤滑油にもなります。
④さらに、1冊を終えて次の参考書にもすぐに移ることができるので、より広く深い知識に少しずつではありますが最もストレスの少ない状態で近づいていくことも可能になります。
もちろん、1冊でほぼすべて網羅されている参考書をやるよりも、受験に必要な知識を全て完璧にマスターするためにはたくさん段階をたくさん踏むことになり、その分参考書の購入にお金がかかるというデメリットもありますが、
でも、勉強があまり得意でないという人にはこの方法が、最も効率的で成果の出やすい参考書選びであることは間違いありません。
今やっている参考書でなかなか前に進めなくて挫折しそうな人や挫折してしまった人、どんな参考書を選べばいいのか迷っている人は、ぜひこの参考書の選び方を実践してみてください!!
リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく)
投稿者プロフィール
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リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。
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