「成功するために一番大事なことは-『小さな勇気』やねん』
最近読んだ、「夢をかなえるゾウ」(水野敦也/飛鳥新社)という本が非常におもしろかったのでご紹介します。
この本は、救いようのない失敗続きの主人公を、「ガネーシャ」というゾウみたいな神様がたくさんの課題を与え続けることによって成功へと導いていくという内容の本で、全部で第3弾まであります。(私はあまりのおもしろさに今月一気に第3弾まで読んでしまいました…)
ガネーシャは、ニュートン・ナポレオン・松下幸之助など数多くの偉人を成功へと導いたと自称する神様で、その一つ一つの教えがストレートに心に突き刺さります。みなさんも、夢や成功をかなえるためにぜひ読んでみてください。
そんな「夢をかなえるゾウ」の中で、私が興味深かった内容を一部ご紹介します。
夢や目標をかなえるためには、必ず「努力」が必要になります。初めから努力をしなくても成功が約束されている人というのは非常にまれなことで、たいていの場合は「努力」なしでは成功へとたどり着きません。
すなわち、夢や目標をかなえられる人というのは、人一倍に努力を継続することができた人ということです。
でも、多くの人が「努力」をし続けることをあきらめてしまいます。
たとえば、「ダイエットをしようと決めたのにも関わらず、ついつい間食をしてしまって長続きがしない」とか「自分の将来のために勉強をしなければいけないことがわかっているのにできない」とか。
なぜ人は、だれもが、成功するためには「努力」をしなければいけないとわかっているのに、「努力」を続けることができないのでしょうか。
ガネーシャはそれを、「努力をすることが楽しくないからだ」と言っています。
「すべての生物は『苦しみから逃げて楽しみに向かう』て。せやから面倒なことを避けようとしたり、お腹が減ったらご飯食べたなるんは当然のことなんや。…せやから大事なんは、自分にとっての『苦しみ』を、できる限り『楽しみ』に変えていくことやねん」
「努力」をすることは、やっているときは全然おもしろくもなく、結果がすぐ出ないと苦しく・厳しいものになってきて、それが苦痛で「努力」をすることを、多くの人が避けてしまうのです。
でも、自らの力で「努力をすること」=「楽しいこと」と変換することができると、努力をすることが苦にならなくなって永遠に続けられるようになるのです。
では、「努力」をどうやって「楽しいこと」にするのか?その方法もガネーシャは教えてくれます。
①目の前の苦しみを乗り越えたら手に入るものをできるだけ多く紙に書きだす。
②欲しいものが手に入っていく「ストーリー」を考えて、空想をふくらませる。
③手に入れたものを「目に見える形」にして、いつでも見れる場所に置く。
④これらのやり方を、さらに自分流にアレンジする。
こうして「努力をすること」の苦しみを、楽しみが超えることで、努力が楽しいものに変わっていくのです。
中学生は、今週期末試験を迎える学校もあります。漢字検定や英語検定を受験しようとする生徒もいます。中学3年生は受験にも向かっていきます。
自分が夢や目標をかなえるために、いかに「努力」を楽しんで、自分を成功へと導いていくのか。
ぜひ、みなさんにも実践していってほしいと思います。
リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく)
投稿者プロフィール
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リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。
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