『不可能を可能にする大谷翔平 120の思考』(ピア株式会社/大谷翔平 著)
私は、平成6年生まれで、メジャーリーガーの大谷翔平選手と同年代になります。いわゆる「大谷世代」です。大谷世代のアスリートには数多くの有名な選手がいます。フィギアスケートの羽生結弦選手、競泳の荻野公介選手・瀬戸大也選手、スピードスケートの高木美帆選手、プロ野球広島カープ4番の鈴木誠也選手などです。そうした偉大な人たちと同じ時代を生きていることに私はとても誇りを感じています。同世代の中に尊敬・目標となる人物がいることが私にとっては大きな喜びです。
さて、今回は『不可能を可能にする大谷翔平 120の思考』という本を読みました。きっかけは、結果を残すアスリートはいかなる思考をして自分自身を成功へと導いているのかということを感じ取ってみたかったことです。
読んでいて感じたことは、普段プレースタイルやインタビューなどの受け答えを見ていても感じることですが、
とても「謙虚」で、自分の現状に満足することなく、常に「向上心」をもって生活しているのだなということです。
普通ならあれだけの期待をかけられ、周囲からもてはやされれば、人間だれしも舞い上がってしまうものです。しかし、大谷選手はそうした期待をすべて受け入れ、なおかつそれに応えながら、その現状に満足することなく、常に自分自身との勝負を繰り広げています。
「今の自分に自信をもっているけど、でも今の自分に満足はしない」そんな精神が伝わってきます。
これが「大谷翔平」という人間の強さだなということを強く感じました。
この本に書かれていた言葉の中で印象に残ったものがあります。
『レベル100のスキルを持っているのは野球の神様だけ。だから、ここまで野球がうまくなったんだということを自分の中に残したい。』
どれだけ頑張って努力しても、完璧・完成には決して至らない。でも、そこに少しでも近づけるように日々努力する。
そんな精神の大切さを学ばせてもらいました。
『不可能を可能にする大谷翔平 120の思考』(ピア株式会社/大谷翔平 著)
ぜひ、読んでみてください。
リトルステップ 塾担当 渡部岳(わたなべがく)
投稿者プロフィール
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リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。
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