勉強を楽しむには??

リトルステップ小学部の渡部岳です。今回はリトルステップ小学部の授業において、心がけていることをご紹介します。

リトルステップでは「姿勢」にこだわって授業をおこなっています。勉強ができるようになることよりも、成績が上がることよりも、なによりもまず重視するのが「姿勢」です。なぜ「姿勢」が大切だと考えるのか、書いていきますね。
 

人間が生きていくうえで「学ぶ」ということがいつどんなときでもついて回ります。小学生でも勉強します。中学生でも勉強します。高校受験に合格するためにも勉強します。高校生になっても勉強します。大学受験で勉強します。大学入ってからも勉強します。

大学卒業して、やっと勉強から解放されたぞ!と思って就職してみると、働き始めてからもわからないことだらけで、日々誰かから学ぶ毎日。結局それは仕事で定年を迎えるまで続いていきます。

つまり、少なくとも人は生まれてから仕事の定年を迎える60歳~70歳くらいまでずっと勉強し続けるということになります。さらに、老人になっても残りの人生をさらに充実させるために、日々新聞を読んだり本を読んだり見聞を行ったり、そうこうしているうちに死ぬまで「勉強し続ける」ということだってあり得るわけです。

そうなると、生まれてから死ぬまでずっと「学ぶ」ということになるわけです。そこで、もしも「勉強すること」「学ぶこと」がつまらないものだと認識していたらどうでしょう。極端かもしれませんが、毎日がつまらない人生になってしまう可能性があるわけです。

でも、「勉強」や「学び」を楽しいと子どものうちから思えたら、死ぬまでずっと楽しい・幸せな人生を送れるようになると思うのです。
 
ただ、そうはいっても勉強を好きになるっていうのは難しいことですよね。実際に教科書に書いていることはおもしろくないし、興味がわかないし、つまらないし、いくらがんばっても成績は伸びないし…。そう思っているものに対しておもしろさや楽しさを見出すのは至難の業というものです。では、どうすればいいのか?

そこでキーポイントになるのが「姿勢」です。

 

勉強がつまらなくてやる気を失っているとき、たいてい人は、横を向いて落ち着かなかったり、机に伏せて眠っていたり、体が丸まっていたり、ボーっとしていたりするものです。つまり「つまらない」という心の動きに従って体は反応しています。一方でやる気のある人の体は、背筋をまっすぐして、視線をまっすぐに送って、頭をフル回転させて、集中して聞いている状態になっているものです。これもまた、「楽しい」という心の動きに従って体が反応しています。

このように心と体というのは密接につながって互いに影響を与え合うものなのです。だから、心が動けば体が動く。そして逆もまたしかりです。体が動けば心は動きます。落ち込んでいるとき、それでも上を向いて体を起こしてまっすぐ歩いてみると、だんだん気持ちが晴れてくるものです。それと同じように、勉強がつまらないと思っている子も、勉強が楽しいと思っている子のように「姿勢をまっすぐ」してそれをずっと継続していると、だんだんと勉強も楽しくおもしろいものに変わってくるものです。

だからこそ、リトルステップでは、何よりも「姿勢」を重視します。
 

 「姿勢」をよくすることのメリットは、やる気がみなぎってくるだけでなく、疲れにくくなる、血流がよくなる、イライラしなくなる、集中力が高まる、けがや病気をしにくくなる、といった、心も身体も健康になる利点があります。

リトルステップでは最もエネルギーがみなぎって、最もリラックスできて、最も身体にも負担のかからない、良い「姿勢」をしっかりと身につけさせていきます。
そしてそれを日々継続させていくことにより、一生涯にわたって楽しく幸せに生きられる、そんな身体を作っていきます。もちろんそれによって勉強が楽しくなって成績もおもしろいように伸びていくはずです。

リトルステップで良い「姿勢」を身につけて、勉強もできるようになって、成績も上がって、毎日を楽しめる、そんな体験を私たちと一緒にしてみませんか。

投稿者プロフィール

watanabe
watanabeリトルステップ塾講師
リトルステップで学習塾を担当している渡辺です。
高畑小学校→道塚小学校→六郷中学校→東京高等学校→明治大学政治経済学部。
大学では『都市政策』専門家の市川宏雄教授のもとでゼミ活動を行い、その中で大田区長に対して「大田区の外国人観光客向け観光プラン」の政策提言を行いました。また、文学部で教職員課程の教授でもある齋藤孝教授から2年間教育方法・授業論等を学び、その教えを基に現在教育活動を行っています。
2019年3月まで学校現場でクラス担任をやっていて、現在も非常勤講師として学校現場に携わっています。
学校と塾と家庭の連携を図り、子どもたちをより良い進路へと導いていけるように最善を尽くします。よろしくお願い致します。